【動画】鍵の種類別空き巣が使うピッキング方法まとめ!一番空きやすい鍵は?
クリスマスも終わり世の中は年末モードになってきました。
まだまだ沢山のイベントごとがありますが、そこで気をつけたいのが「空き巣」です。
空き巣が多発する時期は秋頃とされていますが、年末年始も長期休暇を利用した旅行等で家を空けることが多いかと思います。
今回は鍵のタイプ別に鍵の仕組みと、空き巣がよく使うピッキング方法を動画と合わせてみていきましょう。
もし自宅の鍵が同じタイプの場合は、もう一つ別の鍵を付けておいた方が良いかもしれません。
身近にあるモノで本当に簡単に開いてしまいます。
ですが、くれぐれも悪用は厳禁です。
種類別!鍵を開ける動画まとめ
タイトルにも書いた通り、鍵には種類がいくつかあります。
ここでは一般的に使われている鍵の種類とその開け方についてご紹介させていただきますので、皆さんのご自宅の鍵がどのタイプか確認してみてください。
【タイプ1】ピンシリンダー
ピンシリンダータイプは、鍵の片側のみにギザギザが付いているのが特徴で、マンションや一戸建てなどの住宅によく使われています。
また、鍵の仕組みがシンプルでわかりやすいので、まずはこちらのタイプの鍵がどのようなものかを見ていきましょう。
ご覧いただいたように、以下のような流れで鍵が開きます。
鍵を差し込む→ギザギザに合わせてピンが正しい位置になる→鍵を回す→開く
では、続いてこれをピッキングで開ける方法を見てみましょう。
この動画ではヘアピンを2本使って行っていますが、こちらを参考に針金を同じような形状にすることで、簡単に開いてしまいます。
さて、実際にどのようにピッキングしているかまとめると。
- 2本の針金を用意し形を作る
- 1本の針金で鍵を開ける方向に力が加わるように鍵穴に差し込む
- もう1本を鍵穴に差し込み、ピンが正しい位置になるように1つずつ動かしていく
- 全てのピンが正しい位置になったら2で刺した針金を回して開ける
こうして見ると自宅の鍵がこのタイプだと鍵を掛けていても全く安心できませんよね。
【タイプ2】ディスクシリンダー
こちらは最も簡単にピッキングが出来ると言われているタイプの鍵で、防犯性の低さから現在では生産中止になっています。
日本製では「MIWA」という会社のものが多く鍵の両面にギザギザがあるのが特徴です。
では、こちらも動画を見ていきましょう。
こちらの動画では専用のピッキングツールを使っていますが、鍵の仕組みがよくわかったかと思います。
続いて、こちらの動画もご覧ください。
こちらでは専用ツールの代わりにクリップ2つを使って開けています。
また、基本的にはピンシリンダーと同じ要領で行い、上のピンが終わったら下のピンの作業をし、全てのピンの位置が揃ったら、最後に針金を回すことで鍵を開けています。
【タイプ3】ディンプルシリンダー
こちらのタイプは鍵にギザギザはなく、表面にデコボコがあるのが特徴です。
ピンが上下だけでなく複数方向から刺さっているおり、構造が複雑なので鍵の専門家でも専用のツールがなければピッキングで開けることは難しいと言われています。
その分、防犯性が高く最近ではこのタイプの鍵を使っている方が多くなってきています。
ちなみに専用ツールを使って解錠する動画はこちらです。
防犯性が高い鍵の種類は?
この他にも、鍵穴と鍵にマグネットを使用して防犯性を高めた「マグネットタンブラーシリンダー」タイプや、ディスクシリンダータイプと見た目は似ていますが鍵の形が正確に一致しなければ開けることが出来ない「ロータリーディスクタンブラー」タイプなどの鍵は開ける際に専門的な技術と知識が必要になるので防犯性は高いと言えます。
まとめ
さて今回は年末の防犯週間として簡単にピッキングで開いてしまう鍵を紹介しました。
あくまで防犯目的での紹介なので、くれぐれも悪用は厳禁です。
また、自宅の鍵で試したりしないでくださいね。
鍵穴が傷つくことで、鍵でも開かなくなる可能性があります。
それでは年末年始に自宅を空ける前に一度確認してみてください。