賃貸の鍵って勝手に交換していいの?申請方法などを解説

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賃貸の鍵って勝手に交換していいの?申請方法などを解説

賃貸のアパートやマンションなどに住んでいる場合、鍵の交換は勝手に行っても良いかどうかは悩ましい問題ですよね?

そこで、今回は賃貸の鍵の交換についての申請方法などを解説していきたいと思います。

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賃貸物件の鍵の交換方法

入居時の鍵交換~貸主・借主どちらが費用を負担する?~

新居で生活を始める際、入居者としては防犯上鍵を交換しておきたいと思われる方も多いかと思います。

入居時について、国土交通省が定めるガイドラインによると、多くの場合は大家や管理会社である貸主が負担するものとされています。

ですが、こちらは法律で定めている訳ではないので、実際のところは貸主次第となり、入居者である借主が費用を負担する場合もあります。

ですので、契約をする際には鍵交換はするのかどうか、する場合どちらの負担で行うのかについてきちんと確認しておきましょう。
そちらの契約に従って鍵交換を行いましょう。

ちなみに、貸主が行う鍵交換についてはいくつかの方法があります。

  • 毎回新しい鍵に交換する
  • 1つの賃貸物件にたいしていくつかの鍵を保有しており、入居者が変わるごとにローテーションして使用する
  • 複数の賃貸物件を保有している場合、別の物件の鍵をローテーションして使用する

鍵交換のための費用を抑えるために、ローテーションさせて使っている場合も多いです。
防犯上の問題はありませんが、もしも気になるようでしたら契約時にどのように交換しているのかまで確認しておくことをオススメします。

鍵の紛失や故障、防犯性を高めるための鍵交換

続いて、実際に生活をしている中で鍵を紛失したり故障した場合や防犯性を高めるため別の鍵に交換したい…といった場合についてです。
こちらは借主都合ということになるので、費用は借主負担で交換を行うことになります。

ただし、費用を負担するからと言って貸主に報告せず勝手に行ってはいけません。
トラブルの元にもなりますので、鍵を交換する際にはかならず貸主の承諾を得てから行うようにしましょう。

もしかすると、特定の鍵業者に依頼する場合や貸主の方で交換を行ってくれる場合もあります。
また、一般的に鍵の寿命は5~10年と言われています。ですので、鍵の老朽化による故障については貸主が負担すべき場合もありますので、鍵を交換する際はきちんと報告をして、話し合ってどのようにするかを決めましょう。

ちなみに、合鍵を作る際も貸主に相談してから行うようにしましょう。
もちろん、貸主が借主に相談することなく鍵を交換することは出来ませんのでご注意を。

退去時は原状回復

最後に退去時について見ていきましょう。

借主は、退去する際「原状回復する義務」が生じます。
防犯性を高めたいという理由で鍵を交換した場合については、退去時に元の鍵に戻さなくてはなりません。

せっかく防犯性の高い鍵になったのだからそのままで良いのでは?と思われるかもしれませんが、次の入居者が住む場合にはまた新しい鍵に交換しますので、結局その鍵は使えなくなってしまいます。
上記の理由から、借主負担で鍵交換をした場合は退去時に元の鍵に戻す必要があります。

ですが、鍵の紛失や故障などによって交換した場合については、その限りではありません。
もし、どうしたらよいか迷った場合は、貸主に一度相談してみましょう。

最後に

賃貸物件の鍵交換については、入居者が勝手に行うことは出来ませんので、必ず大家や管理会社に相談をしてから行いましょう。

貸主としては空室になることが一番嫌なので、貸主負担で鍵交換を行うことがほとんどですが費用については、契約時に定められているはずですので、契約をする際にはそのことについても忘れずに確認をしておきましょう。
鍵についてはトラブルになりやすい問題でもありますので、しっかり確認を行いましょう。

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