金庫の鍵を紛失したときの対処法と開け方

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金庫の鍵を紛失したときの対処法と開け方

大切なものを保管するのに、大活躍の金庫。
ですが、金庫の鍵をなくしてしまったり、暗証番号を忘れてしまって開けられない…
そのようなときは、どのようにしたら良いのでしょうか?

そこで今回は、そんな金庫の鍵を紛失してしまったときの対処法と開け方についてご紹介いたします。

一口に金庫といっても、そのタイプは様々です。まずは金庫にはどのような鍵の修理があるか把握しておきましょう。

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【タイプ1】ダイヤル式

金庫と言えばこのタイプを想像する方が多いかと思います。
金庫についているダイヤル錠を回して、暗証番号を入力することで解錠することが出来ます。

特徴

  • 故障が少ない
  • 暗証番号が製造時に既に決まっているものが多い(最近では、購入後変更出来るものもある)
  • 家庭用の物は1万円程度から購入出来る

対処法

  • 暗証番号が分かっている場合
    このタイプは暗証番号が分かっているのに、ダイヤルの合わせ方が分からないという場合があります。
    一般的には、「右4回以上→左3回→右2回→左1回」と該当する数字に合わせてダイヤルを回すことで解錠することが出来ます。その後、鍵を使って金庫を開けてください。
    最初の「右4回以上」回すことで、リセットされますのでその後ゆっくり回してみましょう。
    ちなみに、最初に「0(ゼロ)」に合わせてから始める必要はありませんので、最初の数字に合わせて4回以上回すということを覚えておいてください。
  • 暗証番号がわからない場合
    暗証番号がわからなくなってしまった場合は、鍵業者を呼びましょう。
    何百万、何千万通りとある番号の組み合わせの中から、たった一つの暗証番号を特定するのは至難の業ですので、鍵の専門家に任せましょう。
    鍵の専門家であれば、暗証番号を突き止めて解錠することが出来ます。
    多くの場合は番号を突き止めて解錠出来ますが、万が一、番号が突き止められなくても、破壊解錠し新しい鍵を取り付けるという方法もありますので、すぐに開けることが出来ます。

【タイプ2】シリンダー錠

こちらは玄関扉などでもよく使われている、鍵を差し込んで回すタイプの鍵です。

特徴

  • 暗証番号を覚える必要がない
  • 故障が少ない
  • 家庭用の金庫は1万円程度から購入出来る

対処法

  • 鍵が回らない場合
    老朽化や金庫の中に物を詰め込みすぎる、鍵穴に何らかの原因がある場合には、鍵があっても回らない場合があります。
    そのような場合は、力づくで鍵を回さずに「扉を押し込みながら鍵を回す」「マイナスドライバーなどを扉の下の隙間部分に入れ、持ち上げながら鍵を回す」などを試してみてください。
    それでも鍵が回らない場合は、鍵業者を呼びましょう。
  • 鍵を紛失した場合
    鍵をなくしてしまった場合は、それ以外に開ける方法がありませんので、鍵業者を呼び、合鍵を作りましょう。
    鍵業者であれば、30分程度で鍵穴から新しい鍵を作ることが出来るので、鍵前を壊す心配もなく、新しい金庫を購入する必要もありません。

【タイプ3】テンキー(プッシュ)式

こちらは、購入後に好きな番号を簡単に設定することが出来るタイプの鍵です。4~10桁の番号を暗証番号として設定することが出来ます。
ただし、生年月日などの簡単なものを設定すると、第三者に番号を知られる恐れがあるので、注意が必要です。

特徴

  • 操作が簡単
  • 暗証番号を変更することが出来る
  • 家庭用のもので17,000円程度から購入出来る

対処法

  • 電池切れの場合
    テンキーを押してみて、音は鳴るけど開かないという場合は「電池切れ」である可能性があります。
    その際は電池交換をすることで開く可能性が高いので、新しい電池に取り替えてみてください。
    また、長時間電池切れの状態が続くと、工場出荷時の状態に戻っている場合がありますので、その際は取扱説明書を確認すると、暗証番号の設定方法が記載されているので、そちらを見ながら再度設定しましょう。
    説明書がない場合は、金庫メーカーに問い合わせてみると教えてくれる場合があります。
  • 接触不良や故障、番号を忘れた場合
    電池を交換しても解錠できない場合は、基盤の故障や接触不良などの原因が考えられます。
    そのような場合は、鍵業者を呼びましょう。
    テンキー(プッシュ)式の場合は、番号を突き止めることは鍵業者でも出来ませんので、鍵前自体を交換する必要があります。

まとめ

以上が、金庫の鍵の種類の主な3タイプです。

この他にも「ICチップカード式」「生体認証システム」(指紋・指静脈・顔認証タイプ)の金庫もありますが、そのようなタイプの金庫のトラブルがあった際、多くの場合は専門家でなければ対応できないものがほとんどですので、まずは鍵業者に連絡をしてみましょう。

また鍵業者に依頼した際の、一般的な目安は以下の通りです。

  • 鍵開け…8,000円~
  • 鍵交換…13,000円~
  • 作業時間…30分程度

鍵のタイプによって多少前後する場合がありますが、すぐに解錠することが出来、安心して任せることが出来るので、困ったときは一度相談してみましょう。

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