車やバイクの鍵を紛失したときの対処法と開け方
車やバイクの鍵を、うっかり中に入れたままロックしてしまったり、鍵をなくしてしまって困っている皆様へ。
まずは焦らずに家の中・バッグの中・洋服のポケットの中…など思い当たるところだけでなく思い当たらないところまで、くまなく探してみましょう。
ですが、それでも見つからないときはどうしたら良いの…?
ということで、「車やバイクの鍵を紛失したときの対処法と開け方」についてご紹介していきたいと思います。
目次
インロック(インキー)したときの対処法
まずは、車の鍵を中に入れたままドアを閉めてしまったり、バイクのメットインに鍵を入れてしまった場合の対処法について見ていきましょう。
この場合は、鍵のある場所が分かっているので、鍵を開けることさえ出来れば解決ですので以下の方法で、鍵を開けましょう。
1.ロードサービスを利用する
まずは、ご自身で加入しているロードサービスに連絡しましょう。
例えばJAFの場合、会員であれば基本料は無料で解錠することが出来ます。
非会員の場合の基本料は、以下の金額(税込)となっています。
- 一般道…8230円(8~20時)/10,290円(20~8時)
- 高速・専用道路…16,460円(8~20時)/19,540円(20~8時)
※サービスエリア・パーキングエリア内などの場合は10,290円(8~20時)/12,340円(8~20時)
この他にも作業料やけん引料、部品・油脂・燃料代、ロードサービス車両の高速道路料金などが発生します。
[参考]http://www.jaf.or.jp/rservice/price/price.htm
2.鍵業者を利用する
もう一つの方法は、鍵業者を利用することです。
車やバイクの解錠は約8,000円程度、外車の場合は約18,000円程度で解錠することが出来ます。
ロードサービスなどに加入していない場合は、鍵業者を利用した方が安くなる場合が多いです。
作業時間は15~30分程度で解錠することが出来ますので、まずは連絡してみましょう。
鍵を紛失したときの対処法
続いて、鍵を探してみたけど見つからなかった場合の対処法について見ていきましょう。
1.警察に「遺失届」を提出する
まずは、速やかに最寄りの警察署や交番に「遺失届」を提出しましょう。
警察では遺失物の情報を一括管理しているので、どこの警察に行っても対応することが出来ます。
鍵の特徴やなくしたときの状況などを詳しく説明できるようにしておきましょう。
その際に「受理番号」が発行されるので、きちんと控えておくことを忘れないようにしましょう。
2.ディーラーや鍵業者に依頼して鍵を作成する
続いて、鍵を再作成する方法について見ていきましょう。
また、連絡をする前にあらかじめ調べておくと、スムーズに作業をすることが出来るので以下の項目についてチェックをしておいてください。
- メーカー
- 年式
- グレード
- 停車位置
- 車の状態
- 鍵の種類
特に「鍵の種類」については、イモビライザー(電子読み取り装置)が付いているかいないかで、作業内容が変わってくるので確認しておきましょう。
分からない場合は、メーター周りに鍵マークや「SECURITY」の表示があるかどうか、窓ガラスに鍵マークがついてステッカーが貼られているかどうかで確認してみてください。
確認が終わったら、業者に連絡をしましょう。
鍵を作成する方法は、2通りあります。
緊急でなければディーラーに依頼する
上記で確認した内容をディーラーに伝えて鍵を作成しましょう。
また、イモビライザーキーを作成する場合は、「キーナンバー」が必要になります。
納車時に受け取った書類やアルミプレートに記載されているので、その番号を伝えてください。
もしもなくしてしまった場合は、キーナンバーを読み取るために3,000~4,000円の工賃がかかってしまいます。
ディーラーに依頼することで、純正の鍵を作ることが出来、動かないなどのトラブルを防ぐことが出来ますが、鍵が出来上がるまでに2日~1週間以上かかってしまうため状況に合わせて利用しましょう。
費用はメーカーや車種によって異なりますが、イモビライザーキーの場合2万~10万円以上かかることもありますので、よく見積もりを相談してから作成依頼をしてください。
それ以外の鍵は数千円で作ることが出来ます。
緊急の場合は鍵業者に依頼する
鍵業者に依頼すると鍵穴から新しい鍵を作成することが出来ます。
作業時間は最短1時間程度で作成することが出来るので、緊急の場合はディーラーではなく鍵業者に依頼しましょう。
費用は、メーカーや車種によって異なりますが、通常の車のキーで15,000円、バイクのキーは13,000円程度で作ることが出来、イモビライザーキーの場合は数万円上乗せした金額になりますので、こちらの場合もよく見積もりなどを相談してから作りましょう。
最後に
万が一、鍵が盗難にあった可能性がある場合は、鍵の再作成ではなく、シリンダーごと鍵の交換をすることをおすすめします。
それでは、車やバイクの鍵を紛失した際は、焦らずにこの手順に沿って行動してみてください。