自転車の鍵を紛失したときの対処法と開け方
自転車に乗ろうと思ったら「あれ?鍵がない…」
そんな時、スペアキーがあればすぐに開けることが出来ますが、そうでなければどうしたら良いか困ってしまいますよね。
そこで、今回は「自転車の鍵を紛失したときの対処法と開け方」についてご紹介させていただきます。
まずはやってみよう!自分で出来る対処法
1. 馬蹄錠の場合
自転車の後ろタイヤについている馬蹄錠の場合、ボルトカッターという工具があればすぐに取り外すことが出来ますが、ない場合はビニール傘などを開ける際に押す部分のパーツを使って開けることが出来ます。
- ビニール傘の持ち手と傘先を持って引っ張る
- 押す部分のパーツが折れて出てくる
- 2のパーツを鍵穴に入れて動かし、解錠する
※傘のパーツ以外には薄いマイナスドライバーなどで代用できることもあります
ただし、この方法では傘が壊れてしまうだけでなく、作業をしているところを誰かに見られた場合、自転車泥棒と間違われて警察に通報されてしまう恐れもあります。
自分の自転車だと証明できなければ、変な疑いをかけられる可能性がありますので、作業を行う際は自宅で行いましょう。
もし、自宅が遠く持ち帰るのが大変な場合は、自力で開けるのは諦めた方が良いかもしれません。
また、絶対に他人の自転車に行うことはやめましょう。
2. ワイヤーロックの場合
自転車の鍵がワイヤーロックだった場合、直径1㎝程度のものであれば、ワイヤーカッターで切断することが出来ます。
ワイヤーカッターはホームセンターでなどで売っています。
ただし、こちらも他人が見れば自転車泥棒と疑われてしまい、余計なトラブルを引き起こす原因にもなりますので、自宅に戻ってから行うことをお勧めします。
このように自分で解錠しようとする場合には、万が一の場合に備えて自分の自転車であることを証明できる場合のみ行いましょう。
業者に依頼しよう
1. 自転車屋さんに依頼しよう
鍵を紛失してしまい近くに自転車屋さんがあれば、そこまで自転車を運んで持っていきましょう。
解錠はもちろん、新しい鍵を取り付けることも出来ます。
費用相場
- 鍵の破壊のみ…500~1,200円程度
- 破壊・取付…1,500~2,000円程度
- 新規の鍵代…5 00~2,000円程度
※店舗によっては新規の鍵を購入する場合、鍵の破壊・取付費用が無料になる場合もあります
こちらは馬蹄錠でもワイヤーロックでも費用はだいたい同じです。
また、自転車屋さんによっては出張サービスを行っているところもあるので、上記の費用に出張費をプラスして解錠・取付を行ってくれる場合もあります。
2. 鍵業者に依頼しよう
鍵業者に依頼する場合は、基本的には持ち込みではなく出張サービスとなります。
鍵を解錠する費用は一般的には8,000円程度が目安です。
鍵業者に依頼するメリットとしては、短時間で解錠が出来ることです。
連絡をしてから10~30分程度で到着し、10~20分程度で解錠することが出来ます。
また、鍵の取付なども行うことが出来るので、自転車屋さんが近くにない場合は鍵業者に依頼してみると良いかと思います。
3. 便利屋さんに依頼しよう
待ちの便利屋さんの場合は出張費込で3,000円程度~で依頼することが出来ます。
鍵業者に比べて費用が安い場合が多いですが、鍵の専門家ではないということを理解したうえで依頼しましょう。
最後に
さて、今回は自転車の鍵を紛失した際の対処法と開け方についてご紹介させていただきました。
ですが、そもそもスペアキーがあればこのような費用も手間もかからずに開けることが出来るので、自転車を利用している方はあらかじめスペアキーを作っておくことをお勧めします。
スペアキーは自転車を購入した際についてくる保証書に鍵番号が記載されていますので、メーカーにそれを伝えることでスペアキーを作ってもらうことが出来る場合もあります。
費用は自転車によって異なりますが800~2,000円程度で作ることが出来ます。
また、鍵業者でもスペアキーを作れる場合もありますので、問い合わせてみましょう。
このようにして、鍵を紛失してしまった場合にも困らないように対策をしておきましょう。