鍵穴にピッキングされたような傷がある場合の対処法

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外出から帰ってきたときや、バイクや車を駐車場にとめて戻ってきたら、鍵穴にピッキングされたような傷跡が…という被害は他人事ではありません。
そのような場合、鍵が開いたままで入ったら空き巣や泥棒に入られていた…なんていうこともあります。

そこで今回は「鍵穴にピッキングされたような傷がある場合の対処法」について詳しくご紹介させていただきます。

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鍵穴に傷がある場合の2つの可能性

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まず、鍵穴に傷がつく可能性は主に以下の2つが考えれます。

1.鍵を開閉することによってつく日常的な傷

鍵の開け閉めは1日の中で何度も行うこともあると思います。
そうすると自然と鍵穴に小さな傷が少しずつついてしまいます。

特に目立つ傷がつくことはありませんが、日常的に鍵穴は少しずつ傷がつきます。

2.空き巣や泥棒などがピッキングする際につけた傷

針金のようなものを使ってつけた、格子状の傷が鍵穴についている場合はピッキングの可能性が高いです。

被害はないけど傷が気になる場合は、もう一度犯人が来る可能性もあります。
鍵穴の写真を撮っておき、1週間後など少し期間を開けてもう一度写真を撮って変化があるかどうか確認しましょう。

ピッキングされた場合の対処法

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【対処法1】家の中が荒らされている場合

ピッキングされた痕跡があり、中に入ると家が荒らされている場合は空き巣に入られた可能性が高いです。
時刻を控えておき、すぐに警察に連絡をしましょう。

また、どのような被害にあっているか確認したくなりますが、もしかすると犯人がまだ潜んでいる場合がありますので、まずは警察に連絡をしましょう。
絶対に自分で捕まえようとすることはせず、安全を確保するため外に出て警察に通報し待ちましょう。

【対処法2】荒らされた形跡がない場合

ピッキングされたような傷があるけれど外出前と変化がない場合は、何か盗まれてるものがないか確認しましょう。
特に以下のものをチェックしてください。

  • キャッシュカード
  • クレジットカード
  • 通帳
  • 現金
  • 実印や印鑑証明の印鑑
  • パスポートや免許証などの身分証明するもの
  • 宝飾品やその他の貴重品

もし何か盗まれているものがあれば、警察に連絡し「盗難届出証明書」を発行してもらいましょう。
※このとき賃貸物件の場合は大家や管理会社への連絡もしましょう

その後、銀行や金融機関などへ連絡をしてカード類は使用停止の手続きを取り、銀行も印鑑などを変更した方が良いでしょう。
また、実印や印鑑証明の印鑑も役所へ行って変更したほうが安全です。

【対処法3】警察や大家さんに連絡しよう

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特に被害にあっていない場合でも、警察や大家・管理会社に連絡をしておきましょう。
もしかすると、近辺でそのような被害が出ている場合もあり、犯人を捕まえるための有力な情報となる可能性もあります。

また、警察に連絡しておくことで、巡回の頻度が増える可能性もありますし、空き巣や泥棒からすると「この家は通報する家だ」という認識になり、その後のターゲットとなりづらくなります。

【対処法4】鍵を交換しよう

空き巣や泥棒などが入った形跡がある場合は上記の対処法を行い、防犯対策をしっかり行うために、鍵の交換をしましょう。

空き巣などは一度成功すると、何度も同じ家をターゲットにする可能性があります。
それはなぜかというと、空き巣に「この家はすぐに入れる」と思われてしまっているからです。

ですので、鍵を交換したりさらにもう一つ鍵を付けたりするなどして、「防犯対策をしっかり行っている家」だということをアピールしましょう。

余裕があれば、防犯カメラ(ダミーでもよい)を設置することで、かなりの効果が上がります。

また、鍵のタイプもディスクシリンダータイプのものではなく、ディンプルキーなどのピッキングしづらい鍵に交換することで、狙われにくくすることが出来ます。
※こちらも賃貸物件の場合は、大家や管理会社に連絡をしてから交換しましょう

最後に

鍵穴に傷跡がついていると、家の中に入るのもその後生活をするのも気持ちが悪いですよね。

また、ピッキングに失敗して中に道具の破片などが残ってしまうと鍵を開けられなくなり、鍵業者などに依頼して解錠してもらわなければならないこともあります。
そのような被害にあわないためにも、日ごろから防犯対策をしっかりしておきましょう。

空き巣は防犯がガチガチにしてあるお豪邸よりも、防犯に無頓着そうな家を狙う場合がほとんどです。
1ドア2ロックを意識してしっかり対策を行いましょう。

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