鍵が壊れた?見た目は何も変わらないのに開かなくなるのは何故?
見た目はいつもと同じなのに、なぜか鍵の開閉が出来なくなってしまうという鍵のトラブルが起こることがあります。
そうなってしまうと、原因もわからず困ってしまいますよね。
どうしよう…と悩んでも対処法もわからず途方に暮れてしまうこともあるかと思います。
そこで今回は、「見た目は変わらないのに鍵が開かなくなる原因と対処法」についてご紹介させていただきます。
目次
【原因1】鍵が違う場合
こちらは意外とやってしまうことが多いのですが、鍵の形は同じ種類の鍵であれば非常によく似ています。
ですので、これだと思って挿した鍵が別のドアの鍵ということも考えられます。
もしかすると別の鍵の可能性もありますので、一度確認してみてください。
対処法
違うと思うものでも、同じタイプの鍵ならすべて試してみましょう。
【原因2】ツーロックタイプで、どちらか一方(または両方)開いていない場合
玄関などのドアは、2つの鍵がついているツーロックタイプのものを使うことが多くなっています。
このタイプは、出掛ける際に2つとも鍵を閉めたつもりが1つしか鍵がかかっておらず、帰ってきたときに2つとも鍵を回してしまい、どちらか一方が開いていないという状況が考えられます。
対処法
こうなってしまった場合は、どちらが開いているかわからなくなっていると思います。
そこで、以下の方法を順に試してみてください。
- 1つ目の鍵を回してドアを開ける
- 1の状態で、2つ目の鍵も回しドアを開ける
- もう一度1つ目の鍵を回してドアを開ける
どちらかの鍵が開いていない場合は、この方法で開けることが出来ます。
【原因3】鍵や鍵穴にホコリなどがたまっている場合
鍵や鍵穴は定期的に手入れをしないとホコリがたまってしまいます。
それらを取り除くことで、解決する場合もあります。
対処法
鍵や鍵穴の手入れは以下の手順で行ってください。
- 歯ブラシなどで鍵の溝にたまったホコリなどを取り除く
- 鉛筆の芯を鍵の溝に塗り込む
※これは黒鉛が潤滑剤の役割を果たすので、BやB2など濃い鉛筆がより効果的です - 鍵穴のホコリを掃除機で吸い取る
このように鍵と鍵穴の手入れをすることが出来ます。
ちなみに、サラダ油などの食用油を使用すると中でホコリが固まってしまい逆効果なのでやめましょう。
また、市販の潤滑剤なども成分をよく見てから使うようにしましょう。
【原因4】鍵穴が故障している場合
上記の方法を試してみても鍵が開かない場合は、鍵穴自体が老朽化や故障している可能性が高いです。
そのような場合は、ご自身で対応するのは難しいので鍵業者を呼びましょう。
対処法
鍵業者に依頼する際は、鍵穴の故障具合によって修理で直せる場合と交換が必要な場合があります。
ちなみに、修理の場合の作業費は8,000円程度~が一般的です。
交換が必要になる場合の作業費は10,000円15,000円程度となります。
その他に、部品代などが10,000円~15,000円程度かかることもありますので、依頼する際は、鍵業者と相談しながら作業を進めていきましょう。
また、作業時間は作業内容にもよりますが、15分~1時間程度となります。
最後に
鍵や鍵穴は見た目にはわかりづらいですが、時間の経過とともに老朽化していきます。
ちなみに鍵の寿命は5年~10年と言われています。
ですので、定期的にメンテナンスをしておくことで、鍵を長く使い続けることが出来るだけでなく、異変にも気づきやすいです。
鍵が回しづらくなったな…などと少しでもいつもと違う感覚があれば、まずは手入れをしてみましょう。
それでも直らない場合は鍵業者に一度相談してみるのがおすすめです。
また、鍵を長年使い続けている場合は5~10年を目安に交換することも視野に入れておきましょう。