空き巣や泥棒がピッキングを諦める鍵の種類とは?
皆さんは空き巣や泥棒が入りやすい家の特徴をご存知ですか?
それはズバリ、“防犯に無頓着そうな家”です。
ですので、その特徴を知っておくことで、空き巣や泥棒が侵入することを諦めさせることが出来ます。
そこで今回は「空き巣や泥棒がピッキングを諦める鍵の種類」について、どのような家が狙われやすいのかと一緒にご紹介させていただきます。
目次
空き巣や泥棒が狙いやすい家の特徴と対策
【特徴1】ディスクシリンダーキーを使っている家
一番狙われやすい鍵の種類は「ディスクシリンダーキー」です。
このタイプの鍵は作りがシンプルなため、ピッキングなどの方法を使って簡単に鍵を開けることが出来てしまいます。
<対策>
このタイプの鍵を使っている方はすぐにでも鍵を交換することをお勧めします。
特にディンプルキーなどにすることで、ピッキングするのにも時間がかかるため、空き巣や泥棒の被害にあいづらくなります。
【特徴2】窓や玄関の鍵が一つしかない家
防犯対策では「1ドア2ロック」が基本です。
鍵が一つしかついていないと、ピッキングに慣れている犯人であれば数秒~数分で開けてしまうことが出来ます。
<対策>
玄関のドアの鍵が一つしかない場合は、もう一つ鍵を追加しましょう。
また、窓からの侵入を防ぐためにも、クレセント錠用の鍵や窓専用の防犯対策をすることで、ピッキングなどをするのに時間がかかるような対策をし、諦めさせましょう。
【特徴3】明らかに留守であることがわかる家
外出時にカーテンを開けっぱなしにしている家や、ポストに郵便物がたまっている家は、家の中に人がいないことがすぐにわかります。
空き巣や泥棒は、鍵に防犯対策をしてあるかどうかでまず狙う家を決め、留守かどうかで侵入するかどうかを決めます。
ですので、留守だということがわかれば犯行に及ぶ可能性が高まります。
<対策>
外出時は必ずカーテンを閉めるようにしましょう。
そうすることで見ただけで留守かどうかを判断することが出来なくなります。
また、長期的に家を空ける場合は、ポストに郵便物がたまってしまいます。
それを防ぐためには、郵便局や新聞社に連絡をしてその期間の郵便をとめるようにすると良いでしょう。
その他にも、近所の方や大家さん、管理人などにもその旨を伝えておくことで、不審者などが現れた場合に対応してもらえることもあります。
【特徴4】死角が多く灯りがついていない家
隠れる場所が多かったり、灯りが付いていない家は空き巣などに狙われやすいです。
外にあるバイクなどを足場にして、上層階からの侵入をしようとする場合もあります。
2階以上であっても狙われる可能性がありますので、鍵は忘れずに締めましょう。
また、植木なども足場や隠れる場所になる可能性もありますので、防犯の観点からするとあまりお勧めは出来ません。
さらに、灯りが付いていない家や周囲に電灯が少なく暗い場所は、狙われやすいです。
<対策>
このような状況を防ぐためには、バイクなどの置き場所を考えましょう。
また、死角を作ってしまうような植木を置くのは避けましょう。
もちろん趣味やインテリアで飾りたいこともあるかと思いますが、その際にはしっかり防犯対策をとってください。
さらに、周辺が暗くなってしまう場所に住んでいる方は、ドア付近や死角になりやすい場所に人を感知して灯りが付くタイプのライトをつけるなどして、対策を取りましょう。
【特徴5】マーキングを放置している家
訪問販売員や空き巣は、狙った家に何かしらの印をつけている場合があります。
その印に気が付かず放っておくと、「防犯には無頓着な家」と認識されてしまい、狙われやすくなってしまいます。
<対策>
日ごろから玄関や表札などに注意を払って置き、それまではついていなかったマークや落書きなどがあればすぐに消すなどして対処するようにしましょう。
そうすることで、しっかり見ているということがわかり、「警戒されているかもしれない」と思わせることが出来ます。
最後に
今回は空き巣や泥棒に狙われやすい家の特徴と対策についてご紹介させていただきました。
いずれも少し気を付けるだけで対応できることばかりですので、しっかり対策をしておきましょう。