合鍵作成の費用相場(玄関、ドア、車、バイクなど)
玄関やドア、車やバイクの鍵などを万が一の場合に備えての合鍵や、家族が使うためのスペアキーを作りたいと思っているけど、どれくらいの費用がかかるのかは意外と知らないという方は多いのではないかと思います。
鍵の種類だけでなく、複製するための鍵がある場合と鍵を紛失や破損によってなくしてしまった場合などでも金額は異なります。
そこで今回は「合鍵を作るときの費用相場」についてご紹介させていただきます。
目次
玄関やドアの合鍵作成の費用相場
玄関やドアの合鍵を作る場合の費用相場は500円~5,000円程度が一般的です。
ですが、作成する鍵の種類によって金額が異なります。防犯性が高い鍵ほど、合鍵を作成する費用も高くなります。
それでは、それぞれの鍵のタイプごとに詳しく見ていきましょう。
【タイプ1】ディスクシリンダー
ディスクシリンダーは、鍵穴内部に平板(ディスク)が並んでおり、ギザギザのタイプの鍵を使って開ける一般的な鍵です。防犯性が低いため、複製するのも簡単で費用は500円~1,000円ほどが一般的です。
【タイプ2】ピンシリンダー
ピンシリンダーは、鍵穴内部にピンが数本1列に並んでおり、そこへ鍵を差し込んで回すことによって開けることが出来ます。
こちらの鍵は片側だけがギザギザしているタイプが多く、正しい方向で差し込まなければ開かない仕組みになっています。
こちらも防犯性はそこまで高くないため、複製する際の費用は500円~1,000円ほどが一般的です。
【タイプ3】ロータリーディスクシリンダー
ロータリーディスクシリンダーは、鍵穴内部に丸みを帯びた金属板(ロータリーディスク)が並んでおり、そこに鍵に刻みもしくはくぼみがあるタイプのものを差し込み回すことによって開けることが出来ます。
こちらは、ディスクシリンダーやピンシリンダーに比べ防犯性は高いですが、鍵の構造がシンプルなものが多いので、複製する際の費用は500円~1,000円程度で作ることが出来ます。
【タイプ4】ディンプルキー
ディンプルキーは、鍵穴内部にいくつものピンが複雑に内蔵されており、そこに表面にくぼみがある鍵を差し込んで、回すことで開けることが出来ます。
このタイプは、鍵の方向は関係なく、どちらの方向から差し込んでも開けることが出来ます。
こちらは、防犯性に非常に優れているため、鍵の構造が複雑で複製する際の費用は2,000円~4,000円ほどが一般的です。
車やバイクのスペアキーを作成する費用相場
車やバイクのスペアキーを作る場合の費用相場は500円~20,000円程度が一般的です。
こちらも鍵のタイプによって費用が異なりますので、タイプ別にそれぞれ詳しく見ていきましょう。
【タイプ1】通常の鍵
こちらは、鍵穴に差し込んで使う通常のタイプの場合です。こちらは比較的簡単に作ることが出来るので費用は500~1,000円程度が一般的です。
ちなみに、自転車の鍵も同程度の金額で作ることが出来ます。
【タイプ2】スマートキー
最近では、身に着けて車の鍵部分をタッチするだけで開けることが出来るスマートキーが普及してきています。
こちらは便利ですが、スペアキーを作る場合の費用については、5,000円~10,000円程度は見ておいた方が良いでしょう。
ちなみに、スマートキーは最大で3つまでしか複製することが出来ませんので、なくしたりしないように気を付けましょう。
【タイプ3】イモビライザーキー
こちらも最近では主流になってきていますが、複製する場合にはその分費用も掛かります。イモビライザーキーを複製する際の費用の内訳は以下の通りです。
- リモコン部分 5,000円~8,000円
- 登録料 3,000円
- キーブランク 2,000円
という訳でイモビライザーキーの場合は10,000円~20,000円程度の費用がかかります。
以上、いろいろな鍵の合鍵を作る際の費用相場についてご紹介させていただきました。
合鍵を作る際の参考にしていただければと思います。